あっとすしでほっとして

料理の1カップと1合は何mlで何cc?なぜ計量表示が違うのか

      2016/02/08

料理をしてると「〇〇カップ」や「〇〇合」と少し前までありました。
今でも、お米は〇〇合とあります。
 
カップと合の分量はどれくらいなのか?
料理の時1カップとは何ml入れればよいのか?
日本食で合とある時、カップの分量はどうすればいいのか?
 
なぜこんな面倒な別々の表示方法になったのかについて、紹介をしていきます。
 

スポンサードリンク

  

料理の1カップと1合のml、cc何が違う?

カップと合、mlとccと表示や呼び方が色々あります。
料理をしていると「なにがどう違うのか」と思ったことはないでしょうか?
 
結論からいうと、
1カップ = 200ml
1合   = 180ml
 
 
何故こんな違いが出てきたかとお話しする前に・・・・・
 
先ず、”ml”とはなにかについて説明します。
学校で習った通り、「dl → ml → L」と分量に合わせた表示方法があります。
念のために、
 
dl = デシリットル
ml = ミリリットル
L  = リットル
 
この表示方法は、長さを表す”cm”に対して、
立法メートルで表す”ml”で統一されています。
 
つまり、「cm x cm x cm = ml」が計算方法で、この表示方法が世界標準となります。
 
 
 
次に、”cc”とは何か?の説明をします。
”cc”とは英語の平方センチメートルの略の事で、
”Cubic Centimeter”のスペルの頭文字からきた英語圏の名称です。
つまり立方センチメートルの事です。
 
でも、国際水準で認められた計量方法ではないので、公式文章などで使うことはできません。つまり”非公式な表示”ということになります。 

世界中で表示方法を訂正してmlに置き換えられていますが、アメリカでは、医学と自動車の分野では、まだccが主流で使われています。エンジンサイズの1800ccや3000ccが良い例です。
 
 
 
〇世界水準に関して
国際単位系(こくさいたんいけい)という単位の基準法があります。
これは、メートル法を受け継いで新たに国際的に定められて、
1954年、国際度量衡総会 (CGPM) で採択されました。
 
フランス: Le Systeme International d’Unites、
英語:  The International System of Units、
略称: SI (フランス語のスペルの略)
 
フランス発祥のメートル法なので、
フランス語のスペルの頭文字をとって”SI”と呼ばれています。
 
日本は1885年(明治18年)にメートル法の条約に加わり、現在に至っています。
 
 
 
〇日本の表示では
日本では1カップ200ccを当たり前のように受け入れています。
 
そもそも”mlとcc”の違いは何か日本では曖昧なようで、例えば料理のサイトや本を見ると、
 
「水50cc」とか「しょうゆ100ml」、
「スプーン大さじ3杯約50cc」
 
このような表示を当たり前のように使って、目にしていますが、
恐らく”スプーンのような小さな分量が”cc”で”カップ以上のサイズをml”、そんな感じで使っているのではないでしょうか?
 
 
実は、”cc”は主にアメリカで使われている単位なので、恐らく戦後アメリカ文化が日本に浸透していったときに国際法のmlとアメリカのccが広まったと思われます。

 
次に合とは何か、なぜ二つの計量法があるのかについてお話しします。

スポンサードリンク

何故カップと合の二つの計量法があるのか?

何故カップのサイズが違うのか?
先程、お話ししたSI(国際単位系)で1カップ200mlと決まっています。
だから日本も同じサイズと表示単位を使わなければいけません。
 
 
ところが、ccが未だに主にアメリカで使われているのと同様に、
日本にも昔の計量単位がありました。
 
これが、お米で使われている”合(ごう)”です。
 
 
〇日本の計量単位
昔の日本ではカップの代わりに”枡”が使われていました。
 
しかし、奈良で使われていた枡、京都で使われていた京枡、
江戸で使われるようになった枡など、土地によって大きさはまちまちでした。
 
江戸時代に入る少し前、日本統一がなされる頃、
年貢の計量を一定の基準で計れるようにするため、
全国統一された大きさの「升」と「十合 = 升」の制度が出来ました。
 
江戸幕府・1600年代中頃、これら全ての枡を廃止して、
京都の枡を元に、少し大きめの「新京枡」が作られて、現在に至ります。
 
 
この頃使われていた単位が、
「勺(しゃく) → 合(ごう) → 升(しょう) → 斗(と) → 石(こく)」です。
 
そして、枡のサイズが1合と定められたわけです。
 
因みに、
1勺とは、柄杓(ひしゃく)のこと
1合とは、枡を使っていて10勺のこと
1升とは、今の日本酒の瓶の分量で10合のこと
1斗とは、樽でよく用いられて10升のこと
1石とは、昔領地の生産量を表すのに用いられて10斗のこと
 
 
〇180ccはどこから来たのか?
江戸時代に入る少し前くらいに枡の大きさが統一されて、
日本全国で同じ大きさの計量方法が使われるようになりましたが、
この時の大きさが180ml、1800ml、18lでした。
 
元々、枡の文化は古代中国から日本に渡ってきた文化で、
時代によって大きさはまちまちでした。
 
大枡と小枡があり、
600年代頃は1升200mlくらいと想定されて、
その後、約1Lくらいに改訂されています。
 
日本で”升”が出てくるのは700年頃で、
大枡は約710ml、小枡は約240mlとあります。
 
こうして日本が統一される頃、現在の1枡180mlの枡が完成したわけです。
 
 
 
〇江戸時代から現在に至るまで
日本の鎖国が終わり、海外から多くの物と文化が入ってきました。
 
この時に日本でも国際水準を取り入れ、”ml”と”合”を併用してきましたが、
戦後、1951年に単位の法が改訂さて、国際水準に切り替わると同時に、
数百年使われてきた”合・升・斗”が無くなりました。
 
 
しかし、数百年続いてきた分量を元に伝統文化は受け継がれています。
 
例えば料理もその一つで、
昔から受け継いできた伝統の料理や作り方などは良い例です。
だから料理職人の間では今でも”合”を使う習慣が残っています。
 
また、昔の樽や枡を使用するなら昔の単位を使用している方が便利です。
でも、計量の器は、枡からカップに変わっていきました。
 
こうして現在の1カップは世界水準の200ccと日本古来の180ccがあるわけです。
その名残で、お米のカップ数は今でも1合・2合と呼んでいますが、
これは日本だけの習慣になります。
 
※お米の呼び方が”合”と決まっているのではありません。
 
そして今では、日本の全ての料理本の紹介では和洋中に関わらず、
1カップ200ccで統一されています。
 
次は、海外と日本のカップのサイズについてお話しします。
 
 

アメリカと日本など国によって計量カップは違う

先程cc(立方cm)について少し触れましたが、
計量カップのサイズがアメリカと日本とでは異なります。
 
日本はお米用に180mlと標準の200mlがありまが、
アメリカの標準は昔の”oz(オンス)”をまだ使用しています。
80ozが1カップなので、約235mlが1カップになります。
 
でも、考えを柔軟にして頂きたいのは、
「1カップ = 1カップ満タン」でなくていいということです。
 
どんな計量カップを使っても200ml入れればいいだけです。
500mlのカップでも、1カップといえば200mlの事なので、
上手く使い分けて下さい。
 
 
因みにお隣のカナダでは日本と同じく200mlのカップですが、
アメリカからの輸入食器の計量カップは235mlです。
 
日本で未だにお米で”合”を使っているのですから、
アメリカが計量に”oz”を使っても何も問題ないという訳です。
 
海外製品を購入するときや、海外レシピを見る時は注意してください。
 
 

料理の1カップと1合のmlのまとめ

〇1カップとは
世界水準の1カップは200ml
日本の昔の1カップや1合は180ml
アメリカのozは約235ml
 
料理で1カップといえば200mlで1合といえば180mlという訳です。
 
〇”ml”を基準に見ると
1ccや1合を簡単に言い表すと、地方の呼び方という事になります。
 
現在、法的書類も標準単位も全てmlで統一されていて、
今後、世界では”cc”の使用を廃止する方向で進んでいます。
 
〇”合”とは
日本古来の計量方法で、未だに名残がありますが、
出来れば伝統の計量方法として残していきたいものです。
 
 
それぞれ違いを認識して、これからも美味しい料理に励んでください。  
 
 

スポンサードリンク

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

 - 生活情報