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袱紗の使い方 弔事のとき色の選び方と香典の包み方と渡し方

      2016/03/09

冠婚葬祭で使う袱紗の使い方はご存知でしょうか?実は、袱紗を知らない人、持っていない人、使ったことがない人は珍くありません。
 
実は、簡素化されて折り畳み式の袱紗が増えているので、風呂敷状の袱紗の色の選び方、包み方、渡し方を紹介しますね。
   

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袱紗の使い方と弔事のときの色の選び方

袱紗の役割は、結婚式のご祝儀同様、道中の日除けやホコリなど汚れを防ぐことが目的で、体裁上、風呂敷のような布で包んで持って行きました。
 
 
包む布の生地が徐々に高価なものになり、江戸時代には絹を使うようになります。
表には家紋を、裏地には簡素な刺繍を入れて、包みで自分の気持ちを表すという、現在のような袱紗が定着していきました。
 
 
また、外から来ると穢れを身にまとっていることになるので、香典を渡すときは、穢れをつけないように直接素手で触らないように、ふくさの上に載せて差し出して受け取ってもらいます。
 
 
このような理由から、「ご祝儀袋が入っていた透明な包み袋に入れたまま持参」や「何にもくるまず剥きだしで持参する」のは、礼儀に反しているということになるんです。
 
 
 
弔事など、袱紗を使って包むものといえば”香典”が先ず最初に挙がるので、少しだけ香典のお話をしますね。
 
― 香典について ―
〇香典とは
この香典とは、”お香を供える、お香の代金”を供えるという意味がありました。
 
昔はお金を包むのは上流階級や武士だけで、庶民ではそのような習慣はなく、各家から食料を持ち寄ることが香典でした。
 
一般的にお金を包むようになったのは近年に入ってからで、明治以降、徐々に広まりましたが、本格的に広まったのは戦後になります。
 
 
〇お葬式では
それまでは村や町内単位で冠婚葬祭が行われていたので、誰かが亡くなると、村総出で手伝い、全てを取り仕切ってくれました。
 
この時、各家から食料を持ち寄って喪主の家で調理していたので、喪主は故人との別れをして、近所の人々にお礼を言う程度で、特に忙しいことなどありませんでした。
  
 
〇香典返し
こうして無事、故人と別れて葬儀を終えます。また村内で誰かが亡くなると、お世話になった喪主は、逆に食料を持って手伝いに行きます。
 
これが俗にいう”香典返し”です。
 
 
しかし、近年村や町という単位の組織は薄れて、生活範囲も広がったため、昔のような香典や香典返しができません。
 
これは、「出費の負担を減らす」という昔からの参列者の気持ちと、喪主が香典をくれた人に不幸があたっとき、手伝いに行けるか分からないので、葬儀の後すぐに品でお返しするようになるという、現金による香典と品による香典返しを行う事が定着しました。
 
 
ふくさがない場合は、代用品で構いませんので、
きれいなハンカチや風呂敷などに包んで持参して下さい。
 
元々は汚れないように布を使っていたので、剥きだしで持参するより、遥かに礼儀にが良でしょう。
 
その時に使う色は、”紺やグレーなど濃い色”で、間違っても”金・赤・ピンクなど明るい色”は避ける用にして下さい。これらの色はお祝い用になります。
 
 
- 袱紗の色の使い分け -
ご祝儀など慶事には
オレンジなど、明るい色を使います。
 
香典など弔事には
深緑グレー山吹色など、濃い色を使います。
 
兼用の色は
があります。
 
 
- ふくさのサイズ -
袱紗は大きさが分かれています。
 
手袱紗と風呂敷がありますが、これは大きさの違いから呼び分けているだけで、生地や柄は一切関係ありません。
 
よくある袱紗のサイズは、
 
尺三巾(約45×45㎝)
二巾(約68×68㎝)
二四巾(約90×90㎝)
三巾以上(約100×100㎝~)
 
などがあります。
 
 
- 袱紗の種類 -
大きく分けて2種類あります。
・風呂敷タイプ
香典などをのせる台が付いた物、爪付き・包んだ時に解けないように引っ掛けが付いた物、何もついていないシンプルな袱紗があります。
 
・金封タイプ(ケースタイプ)
 
どのようなふくさを使っても構いません。
お好みで使いやすい方をご用意して下さい。
 
 
ただし、金封タイプはご祝儀用と香典用に分かれています。簡単に説明すると、自分から見て、
 
右開きがご祝儀用
左開きが香典用
 
購入するときには、この開き方を確認して下さい。
 
※次は、香典の時の袱紗の包み方を紹介します。
 

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袱紗を使った香典の包み方

香典のときの包み方の紹介ですが、写真で使っているのは大き目のバンダナなので、そこは参考にしないで下さいね。
 
118  ふくさ 香典の包み方 
 
手順は簡単
1、向かって、右側の角を左に折ります。
2、下の角を上に、上の角を下に折ります。
3、左の角を右に折ります。
4、香典サイズに包んで完了です。
 
 
 

袱紗に包んだ香典の渡し方

香典の渡し方ですが、難しく考えないで簡単にしましょう。
 
1、左端から開いて、香典を出します。
2、袱紗ごとまわして、相手が読める向きにして、差し出します。
3、袱紗の上の香典を相手が受け取って完了です。
 
※この時の注意点
自分の手で直接香典を触ってはいけないということです。袱紗の上に香典をのせたまま、相手が受け取るのを待ってください。
 
※風呂敷だと、きれいに折りたたんでポケットにもしまい易いので便利です。
  
 

最後に袱紗の使い方 弔事での香典について

不幸はいつ訪れるか誰にもわかりません。だから、袱紗もいつ必要になるか分からないものですから、一つ用意しておけば便利です。
 
 
金封タイプは慶事用と弔事用を間違えように、紺のように濃い色か、慶事用と弔事兼用に紫を購入して下さい。
 
まだ袱紗をお持ちでない、買い替えようという方は、何もない普段ゆっくり吟味して、気に入ったものをご購入すると良いと思いますよ。
 
 
参考までに、風呂敷タイプの袱紗です。
値段が上がれば質の高いものもありますが、一先ずはシンプルなものの紹介です。

 
 
 

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