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春の彼岸に有名店のぼたもちを食べてぼたもち寺も観光

      2015/12/29

春分の日と前後3日ずつを春のお彼岸といいますが、
この時に食べるのがぼたもちです。

漢字にすると牡丹餅、4月~5月に咲く花の一つ春牡丹が語源、
そして、萩は秋の花なので、秋のお彼岸にはおはぎ(御萩)
と呼ぶ説が最も有力です。
 
そして、諸説は省きますが、
最近ではどうやらあんのついた餅全般をおはぎと統一され始めている風潮があります。
 
 
この”ぼたもち=おはぎ”にまつわるお寺の話が鎌倉時代にあり、
通称ぼたもち寺と現在も呼ばれています。
 
折角の春のお彼岸に、春の花を愛でて古都を散策して、
ちょっと気の利いたお店でぼたもちを食べに行く紹介です。
 

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春の彼岸はぼたもち・おはぎの縁の地で食べて観光

冒頭でも少し触れましたが、御萩(おはぎ)や牡丹餅(ぼたもち)の呼び名の諸説は、
季説の花が語源という説のほか、安残し方や地方寄って呼び方が違うという説もあります。
 
でも、今回はこの話はここまでにしておいて、
ぼたもちゆかりの地を観光をして、その地で食べてみてはどうか、
という話をしますね。
 
114  写真1
  
 
先ず、ゆかりの場所についてですが、
 
鎌倉にある”ぼたもち寺”のこと、常栄寺というお寺があります。
日蓮上人(1222~1282)が処刑に向かう時に捧げたのが”ぼたもち”だった
という話です。
 
※詳しいお寺とこの話はまた後程。
 
 
そして、鎌倉にある寂光山 龍口寺(じゃっこうざん りゅうこうじ)は、
日蓮聖人が他界した後、お弟子さんが建てたお寺ですが、
先程の処刑の話と繋がってきます。
 
※この話ものちほど
 
 
そんなぼたもちに縁のある鎌倉には、
懐石料理屋や和風カフェなどが沢山点在しています。

例えば、美鈴というカフェの”御萩”は、秋のお彼岸の期間だけの季節メニューですが、
生菓子が有名なお店ですし、
 
鎌倉駅から西へ数駅にある”力餅家”は、
約300年、江戸時代から続く鎌倉で最も古いお店だといわれています。
 
また、この界隈は懐石料理点もあるので、
お昼にはちょっと贅沢してみたくなりますね。
 
 
 
また、常栄寺では秋のお彼岸の行事で”ぼたもち供養”の日がありますが、
この日だけ、同じく鎌倉にある和菓子屋・大くにさんが作る、
”首つぎ餅”という、なにやら恐ろし気な名前のお餅が販売されます。
 
※ぼたもち供養は秋のお彼岸の頃の行事です。
 
 
残念ながらボタモチは定番メニューではありませんが、
春の桜餅や練り切り飴の”ぼたん”など楽しめると思います。
 
※それでは、ゆかりのお寺とぼたもちにまつわるお話を紹介します。
 
 

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春の彼岸は 鎌倉にあるぼたもちの寺へ行く

冒頭でも紹介した通り、ぼたもち寺=常栄寺というお寺があります。
裏山は、源頼朝が行っていた”千羽鶴の放生会”を見るための桟敷台、
いわゆる展望台だったそうです。
 
このお寺の始まりは、1606年慶長11年ですが、
話は1271年文永八年まで遡ります。
 
 
 
1272年9月12日、日蓮上人は鎌倉幕府を批判したという理由で連行されました。
詳しい取り調べもそこそこに、翌日9月13日斬首の刑にしようとしたところ失敗して、
刑は中止になったといわれています。
 
この事件を、”龍ノ口法難(たつのくちほうなん)”と呼んでいます。
 
 
日蓮上人が龍ノ口刑場(現在、龍口寺のある場所)に連行されるとき、
桟敷台に棲んでいた桟敷尼(きじきのあま)という尼が、
この事件を聞きつけて、急いで胡麻のぼたもちを作って日蓮に捧げました。
 
この時、「仏の加護がありますように」と祈りを込めたとあります。
その祈りが効いたのか、首を落とされる寸前で処刑を免れました。
この時のぼたもちを”首つぎのぼた餅”を呼ぶようになりました。
 
つまり、尼のいた所が現在の常栄寺で、
連行して刑を実行しようとした場所が龍口寺という訳です。
 
 
 
現在も、毎年9月11、12日にぼたもち供養が行われ、
ぼたもち寺の名を持つ常栄寺では、境内で胡麻のぼた餅が振る舞われます。
 
そして、奇跡的に刑を逃れて首が繋がったため、ばたもちの他、
自称日本で唯一”頸つなぎ守”というお守りも販売されています。
 
このお守りがあれば、現代社会でも首がつながるかも・・・・?
密かにサラリーマンの間で注目されているとか、いないとか。
 
 
常栄寺のある場所
 


〒248-0007
神奈川県鎌倉市大町1丁目12?11
TEL: 0467-22-4570
鎌倉駅周辺
 
 
龍口寺のある場所
 

〒251-0032
神奈川県藤沢市片瀬3-13-37
TEL: 0466-25-7357
江の島駅周辺
 
※次は、ぼたもちを食べに行く 鎌倉のお店です。
 
 
 

春の彼岸にぼたもちを食べに行く鎌倉のお店

一押しは鎌倉最古の老舗、”力餅家”さん。
 
冒頭でも少し触れましたが、創業300年のお店。
名物は”権五郎力餅”という餅で、
春になると発売されるとい、うヨモギ餅に餡子が付いたようなおはぎです。
 
魅力的なところは、
添加物を使わずに変わらない味を保ち続けていることですね。
 
・江ノ島電鉄・長谷駅 駅から約300m、徒歩約10分
 
・鎌倉市坂ノ下18-18
 TEL: 0467-22-0513
 
 
 
もう一つは”美鈴”さん
生菓子で評判のお店です。
予約をしていないと品切れは必至ですが、近くに行ったら是非立ち寄りたいお店です。
 
このお店も歴史が長くて、
600年に渡って宮中のおせち料理の一つとして作られてきた”花びら餅”は、
ごぼうと餡とピンク色の餅を包んだ、由緒ある和菓子が食べられます。
 
・鎌倉駅から徒歩約15~20分
 鶴岡八幡宮や宝戒寺の付近にあります。
 
・神奈川県鎌倉市小町3丁目3?13
 TEL:0467-25-0364
 
 
JRと江ノ電の通っている鎌倉駅とその周辺を
西行けば力餅屋、北東に行けば美鈴があります。
機会があったら立ち寄ってみて下さいね。
 
 
鎌倉駅周辺
 


 
 
 

最後にぼたもちの旅について

流石に数百年の歴史を誇る鎌倉には多くの逸話が残されていましたが、
ぼたもち寺や、首つぎ餅、首つぎ守りなど興味のあるお話がありました。
 
更に甘味処も江戸時代やそれ以前の味を楽しめるお店があったんですね。
東京や横浜とちょっと異なる趣の街やお店を堪能してきてくださいね。 
 
 

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